雑記

リムさえアテにならなくなった某メーカー

IMG_2051どこの会社だってコレだけは譲れんなぁというキモはあるだろう。だいたい創業時から続いている物事だったりするもんだがリムで商売を始めた某メーカーは完組がペロッと儲かるもんだからそっちに舵を振ってリムはおざなりになっちまって久しい。それでも販売を続けていたのでプライベートでもかなりの比率で使い続けてきたんだがそれももう終わりだな。
赤の他人がどんなやり方で金儲けしようが勝手な事だが完組では重量表示がカラッキシ嘘っぱちだったり半年もすればフリーの回転が明らかに悪くなるような品をしゃぁしゃぁと売り続けているメーカー、でもリム単体では良かった。完組では正規販売店もメンテの仕方を分かってなかったり(分かっててもやんないの?)だから整備不良が普通の状態というローパフォーマンスホイールの名門中の名門だがリムだけはサイメンでもお勧めしてきたんだな。
今までトラブルらしい事はこれといって無かったリムなのだが今回組んだのはおったまげ。組んだばかりのホイールから異音がするというので現物見せてもらうとなんとスリーブが動いて音がしている。スリーブ全体が動いているんではなく穴からのぞくと片側だけ動いている。
何はともあれリム交換をしてお客さんには納得してもらいその後すぐに切断してスリーブを出してみた。確かに一部分だけ動いてて2/3くらいは正規の位置に収まっている。別段大きな衝撃が加わったわけでもなく切り口の具合を見ても始めっから切れている物を突っ込んでいるのは間違いない。
元々リムケーカーだった会社のリムが明らかに製造時に不良品を出している。ってか一体どんな工夫をすればこんな不良品作れんだ??
完組は以前からカッコだけの役立たずと呼んでいたが今後はリム単体でも用心しながら付き合わないと認識を新たにした。というか他の選択肢はいくらでもあるんだしね、

NEWアルテホイールWH-6800テスト中

IMG_2046前回の動画でも言ってるけど絶対にいいホイールなんて無いわけで 在るのは自分に合うホイールなんですよ。だからベストなホイールを見つけるにはネットとか雑誌の情報なんかほとんどアテにならんわけで自分で乗ってみるしか無いわけね。
今試しているのはむやみに安いNEWアルテホイールWH-6800+IRCのFormura ProX-Guard。ベンチマークの74デュラハブ+GP4+コルサCXとトータル重量はほぼ同じ。発売時期は25年くらい違うので常識的に言ってアルテ-IRCチューブレスが圧勝のはずなんだけど結果は惨敗。もう使ってて苦痛でたまらんわ、
まずダンシングした時に進まんススマン、フロントはたわむわリアはフニャルわでこのホイールはシッティングでチンタラ走る人用じゃなかろうか??
シッティングでも加速する時のもっさり感はRS21のほうがいいような気がしてならんのはなぜだ??アルテだからという期待をしたのがいけなかったんだろう。映画を見に行く時の心構えと同じで何事も期待しちゃいかんって事だよな。
タイヤもチューブレスに元々いい印象が無かったんだけど流通し出して何年もたったから進化してるんじゃないかと思っていたわけですよ。 んー、進化は感じない。未だチューブレスにメリットも感じない。MTB用は確かに良いけどロードにチューブレスって違う気がするんだよね脱着がしにくいだけじゃなかろうか?これまたガッカリさせられるだけなんだな。
結論を言うと期待するな! そーゆー事じゃないでしょうか。ちなみにGP4の手組ホイール(32H)はダンシング時はライトウエイトよりグイグイグイーッと加速していきます。
体重が軽いけどペダリングが奇麗でパワーのある人には良いのかもしれんです、

Eye Forcus オッサン オバはんもスポーツグラスの時代だぬ、

IMG_2027老眼やや来ている飯倉だがそれそろあれこれ考えねえとなと思っていたところで老眼度付きレンズ仕様なやつが発売された。値段も試して見ようかだしもしかしてセイフティグラスとして良いかもねで仕入れてみた。
結果どうだたかというと普通に使えるけどバイクに乗る時に使うには顔へのフィットがイマイチ(鼻の高い人に良いと思います)でセイフティグラスに使うには強度が不安というイマイチ中途半端な感じがする。
そもそも微小な物を見る際にはそれに特化した道具をいくつも用意してあるので困ってなかったしな。
今しばらく使ってみて使わなくなりそうなら誰かにあげるといういつものパターンを考えております。

日東クラフトワン けっこうオンリーワン

IMG_2031ニットー クラフト1このところホイールの試験走行でアマンダの出番が増えてるんだがステムの剛性不足が気になって今さらながら交換する事に。
今どきアヘッドばかりなので選択肢は少なかろうと思っていたら案の定仰け反るほどだ。唯一の選択肢がこの日東クラフト1というやつ、あんまり流通していない。多分競輪選手とかが使ってるんじゃなかろうかと思うんだがコレだけでママチャリ買えちゃう値段なので普通は買わんだろうって感じ。 (さらに…)

そろそろ走るにゃ不快な季節ですね、

IMG_1916夏が高温多湿な日本は自転車ヤロウには厳しい季節です。それでも年間を通じたレースコンディションの調整とか通勤で乗らざるをえない人にとっては走らんわけにも行きません。飯倉もジテツーなので不快でも走るんですが体調が良かろうが悪かろうが不快なのは変わらんので走る際のペース配分が判んなくなります。
そこで活用しているのが心拍計。普通トレーニングに使うというイメージのある心拍計ですがスピードメーターと心拍計が同時に見える状態にしておくと自分がどんな状態にあるのかを数字である程度判断することができる様になります。
写真は飯倉の通勤&近所の雑用バイク「流星号」のコクピットなのですがサイコンと心拍計を並べておいています。これでいつもの通勤コースを走ると疲れている時にはいつもの巡航速度でも心拍数は高く出るので「オ、やべえなぁ」というのが判ります。逆にスピードが上がらなくて心拍が低いと怠けている自分に気づかされます。
特に夏場に有効なのは前者でいつもの速度のつもりがけっこう身体は無理しちゃっていると心拍がやたら高く出ます。そのまま走る続けると職場に着いてから気分が悪くなっちゃったりするんですな、そういう時は加減します。
通常飯倉は心拍計を車でいうタコメーター的な使い方してるんですが夏場は「無理しないメーター」として使っています。

金でポジション決め出来るの?

IMG_1846この数年ポジショニングのための計測やらアドバイスをする商売が現れているそうだがコレってけっこう眉唾じゃネェかなってのが飯倉の考えなのですよ。先日もスクールの生徒さんが元プロレーサーで今はライディングスクールをやっている人物から指導を受けたというバイクを見せてもらったんです。平均的な日本人体型よりもやや大柄な人であるにもかかわらずハンドル幅は360mmをお勧めされて交換したそうです。360mmといえば中学生とか小柄な女性が使うサイズという認識でしたからオッタマゲました。クランクも170mmのところを160とかにした方が回転がよくなるとローラー台に160のクランク付けたデモバイクに乗せてもらったそうですが台上だけで回りゃ良いってもんじゃないと思うんですけどねぇ、
(さらに…)

ディープホイールほどバランスが悪いです

IMG_1791 素人目には派手で値段も高いので高性能と思われがちなディープホイールですがホイールバランス的にはほめられたもんじゃありません。このホイールの場合付けたウエイトは19.2g。自転車のそれとしてはかなり重い部類にはいります。こいつでバランスをとらないまま下り坂を高速で下るなんてのは無謀ですな。
取り付けは横方向にベタッと付けましたがむろん空力を考えると立てにした方がグット、

取れにくさを考慮すれば横になりますので今回はこの方向で。カッコを考えても縦の方が良いですね。

チューブラーは丸い状態にしています、


IMG_1790高級品以外はたたまれてパッケージされているチューブラータイヤですがこれってショップの陳列の都合とか買って帰るには便利でしょう。でもサイメンみたいにその場で装着がほとんどならたたんでおかない方が理にかなっているんで入荷次第一旦軽く空気を入れて丸くなじんだらほどほど空気を抜いてストックしています。
これで特別なにがどうなるわけでもないだろうけどやれる事はやっとこう理にかなってい様にしとこうということで、

約11年でこの変化、良いのか悪いのか判らん。

IMG_1786 タップやフェースカッターの引き出しは2002年には1段で済んでいたのが今は2段になっている。昔と比較して今の引き出しがいかに込み合っているかは一目瞭然だ。それだけ規格が乱立しているという事ではたしてコレって何のためなんだろうね?
商売道具が増えるって事はお金が必要って事でそのお金は売上の中から捻出するわけだよね、けれど経営状態がいっぱいいっぱいな店では利益が出るかどうかも判らないような機材を買うのは大いに悩むでしょ。多少揃えても結局中途半端になるので途中であきらめちゃうんだけどサイメンみたいにイジルの専門だからどこまでも諦めないでいるといつの間にかもっとも機材が揃ったショップになれる。むろん多少の無駄も出るけど回り始めた車輪と一緒でけっこう惰性で乗り越えられちゃう。
いずれにせよアレもコレも出来ますといっているショップほどアテにならないのは今時どの分野でも当てはまる事でしょ。

固定が肝心なのですよ、

 なにか作業をする上で固定がどれだけ肝心かは想像しがたいものがあるようでスクールの生徒さんにも固定の算段をじっくり説明する飯倉にイラッとしている場合がたまにある。
固定する方法も様々だがパーツなら万力に固定出来ればベストだ。サイメンのは120mmのをアンカーで床に固定しているので いかに万力に銜えさせるかがキモになる。今度出たパークのバイスアダプターAV-5は今のところ成績優秀。自転車専用に造られているんだから当然なのだが・・・当たり前に当たり前の事をする、それが仕事ってもんじゃないでしょうか。

魔球を願っちゃいけません。