スタディー用にドッペル111(2.8万円)を購入したグットタイミングでスクールの生徒さんの定価8万円(購入価格は7万円との事)のダホンを触れたので両者の比較。
単純に工業製品として見るとダホンの方が折り畳み部分の精度、剛性ともやや高い。でもドッペルでも実用範囲内。走りや安全性はダホン451の20インチ、ドッペル16インチなので比較するのは意味が無い。もしホイールサイズが同じで作ってあるならダホンの方がすこし良いと思う。
剛性はダホンの方が高い(特にステム)がドッペルのほうが重量が軽くステムも上下に可変なので比べるのは酷とも言える。いずれにせよどちらも折畳む部分があるので走ってる際の不安感は変わらないだろう、というか不安になれない人は自分が鈍感な人間と気づいて保険にガッツリ入っておくべき。剛性が低い分ドッペルの方が不安になって無理な走りをしなくていいかもしれん。
構造的に折れそうなヘッドチューブ付近はドッペルはいつ折れるか分からない雰囲気があるがダホンは大丈夫そうな気がする。でも折れる時はどちらも一気に折れる。
折り畳み法はどちらも同じなのだがダホンは折畳んでいる時の各部固定がシステマチックになる様になっている、素人受けするのは確実にこっち。ドッペルは別途付属のバンドで止めるのだが確実に止まって良いとも考えられる。飯倉がこのダホンを個人的に運用するならマグネットとか各種固定金具は全て取っ払ってドッペル方式のバンドで固定にするだろう。
ダホンは都内の小径車に力を入れているショップで購入との事だが店での整備は最低限、ドッペルでも一応買ってそのまま走らせる事は可能なのでショップで購入する事にどれほど意味があるかは疑問。納車時のレクチャーは一回折畳み方を教えてくれただけとの事、これからサイメンでホイールの外し方やフィッティング。チューブ交換等々勉強してもらうことになる。ホイールバランスもグダグダなのでしばらくこのまま走ってもらってからバランスとると効果がよく分って良いと思う。
オーナーが小柄なのにブレーキレバーは全開状態。その他フィッティング的なサービスはショップ側からは何ら提供されてないとの事。各部ボルトは締め過ぎで明らかに指定トルク以上に締まっている。おそらく中国で組まれたまま何もしていないんだろう、これならドッペルと変わらん。
どちらもVブレーキが使われているが両者ともケーブル内のケミカル処理は無し、バネを強くセッティングしていい加減に組んでも一応動く「手抜き組」をしてある。シフト、ブレーキともケーブルの長さが長めでだらしない。見た目が悪いし引きは重くなるし何かに引っ掛けて事故る事もあるので適度にカットしてやらないといけない。安いドッペルならこんなモノかと思うがショップで買った有名メーカー品がこれでいいのか??
改造はフロントハブの件を除けばダホンの方がやりやすいだろう。RDハンガーも普通に付いているしFD用台座も直付けされている(デフォルトはフロントシングル)。ドッペル111はRDハンガーから考えないといけない。
どちらもグリップ位置のフィッティングを(なんとか)最適化すると折畳んだ際に支障が出る事間違い無しだろうから乗ってる際に常時がまんを強いられる折り畳みって・・・と思いまする、
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ドッペルギャンガーPart2 ド ノーマルの仕立て方をアップしました
Part1でご紹介した ほぼドノーマルだけど使い物になる激安ロードバイク(スポルティーフって言った方が良いか?)の仕立て方のご紹介。ついでに細部がどうなってるかも語っていきますんで購入を検討されている方はぜひご覧ください。気をつけなければいけないのはメーカー&型番が一緒でも固体差はあるしマイナーチェンジも頻繁に起きてるでしょうからこの動画の情報が絶対ってわけじゃないって事、参考にはなるけど現物からの情報がなにより重要なのですョ!
ここまで使うか・・、
年イチくらいでメンテに来店してくれるお客さんがトップだけ歯飛びするんだよねぇ〜って言うんでチェーンをチェックしたらオモイっきり伸びていた。
トップギアを見せてもらったらこんな感じ。在庫の組になってるのからトップギアをもいで並べるとすんごいわー!今までもいろんなの見てきたけどココまで削ったのは見た時無いわ〜。とっとこうかしら、
とりあえず目視確認ではトップだけこんなふうでそれ以外は無事なようなので(これまたスゴイよな)トップ一枚だけ交換、一枚だけでも400円くらいするんだよね。しかも今どきのシマノスモールパーツはすぐ生産やめちゃうしな、せっかくSIPSでリアルタイムに在庫確認できたってモノが無いんじゃなんにもなんねぇしとか。技術が進歩してもその技術をコストダウンにもってかれちゃうと企業は儲かってもユーザーはハッピーになれない。そんな気がいたしまする、
ドッベルギャンガー424part1ドノーマル走行テストをアップしました
ドッペルギャンガーDOPPELGANGER®という格安ブランドのマッドガード付きロードバイクを購入してとりあえずドノーマル状態で組んだ状態で走った感想などをツラツラと。ノーマル状態を組む要領はPart2で、ソコソコ改造するならこんな感じってのをPart3でお届け予定です。
今回マッドガードが付けられる(付いている)ロードを選んだのは買ってからロードバイクにも使えるしツアラーにも通勤にも普段使いにも使えるなぁと。つまりが潰しがきくバイクだって事と、全体のデザインが本気でロードやってます系ではなくって世代やファッションも限定されないのが良いよなぁと思ったからです。デハデハご覧あれ~、
DOPPELGANGER 424 ポジションはでますた、
長年乗っているアマンダからポジションをコピー、ビックリしたのはステムの突き出し長を延ばさなくてもポジションが出ちゃったこと。
飯倉の身長は183cmあるんで見ての通りシートピラーがガッツリ出ている。普通こんな無理なセッティングをするとステムの突き出しも130mmとかのビローンと前に出るはずなんだけどノーマルと同じ75mmで合ってしまいました よーっ!
トップチューブが長めなのとハンドルバーの形状がブラケットがグイッと前に出るタイプなんでこうなったんだけど もっと全体的に詰めたスケルトンでも良かったと思うんですよねぇ・・・軽くもなるし剛性も上るし。
このフレームの適正身長はシートチューブ長で言えば165mm〜175mmくらいでしょうか、でもその身長の人が使うんならステムかハンドルバーを変えてブラケットを手前に持ってこないと手が伸び切っちゃうと思います。
全てドノーマルで走らせたかったんですが高さ方向が足りなかったんでステムだけ上に向いたタイプ(重量も剛性もほとんど同じなカロイ)に変えました。高速走行テストの際にはペダルをビンディングタイプに変える予定です。
組んだ所見としては「まあこんな感じかなぁ〜」ってとこですね。つまり素人の人がバッチリこれを組むのは無理でしょうけれど一応走らせる事は出来るだろうって事です。
これをロードバイクと呼んでいいのかどうかというとたぶん半世紀くらい前のツールドフランスじゃこれよりもっと性能の低いのを普通に使っていたと思いますよ。だからロードバイク、もしくはスポルティーフと呼んで差し支えないと思います。
ちゃんと組めればの話ですが、
DOPPELGANGERキタ━(゜∀゜)━ッ!!
送料込み2万7千円でおつりがきちゃった424-SL belfaust、Amazonでも楽天でもその他いろんなルートから購入可。なんたってプライスタグがすげーよな!パッと見ケタ間違えてね!?なんて思っちゃう。で、よくよく見ると・・・ははぁ〜ン!な一品。
コイツをどうするかって言うとまずは普通に組んで走ってみる。その後現実的なプチ改造やってみせます。
なんせベースが安いんだからそんなに金かけたってしょうがネェよなと。パーツ代は定価で2万円くらいですますつもりです。
現物確認して突っ込みどころ満載な所がベリーグット!しかも手を入れるとグッと良くなりそうなんでソソりまするー。
一応ロード規格なんだけどブレーキキャリパーは一般的なのとは規格違い、でもそのおかげで太いタイヤにも変えられるしマッドガードも付けられる。ってか付いている、
とりあえず明日時間があったらササッと組んで近所走ってみます。
へ? フルサスロードどうなったって、 あれもポジションをアレコレいじってやっと体になじんできたとこです。今はもっぱら通勤に使ってます。 しばしお時間を、
フルサスロード とりあえず走りだしてます、
フィッシャーのフルサスMTB 26inをディスクブレーキ仕様にして700cホイール+ロードのポジションに組んでフルサスロードを作ってみました。
1Gでサスが沈みますのでポジショニングを最適化がまだ出来ていないのとロードフレームとは当然特性が異なるんでしっくりするのには今しばらく時間が必要です。
すでに40kmほど走ってますが違和感アリアリ。ブレーキのあたりは出たんでもう飛ばしてもよさそうなんだけどコーナリング中の挙動もイマイチ慣れてないんで程々にしないとです。
リアサスは手元コンートロールでロックまで無段階調整できるんだけどフロントはそうなってないんで所詮ダンシングはNG、シッティングでのペダリングが綺麗じゃないとサスの影響が出る。
コーナー手前の減速でフロントが沈んでそれをやや引きずったままコーナーに入っていくのがバイクのコーナーリングだけどコイツはサスがすぐに元に戻っちゃう。セッティングを変えればなんとかなるんだろうか??? 未だ分からん事だらけ、
パイオニアのパワーメーターがいきなり半額なんで食指が動きそうな・・・
迷ったけどgrungeステムスケールツールを購入
ポジションってのはペダル、サドル、ハンドルの3点で決るけどそのうちBB位置は固定なのでクランク長とかシューズの厚みとかの考慮は必要でも動かしようが無い。
サドルは容易に上下前後方向に微調整可能だからこれは本人が意識できていればオッケーだ。
問題はハンドル、アヘッドの時代になって容易にステム交換できる時代になってもステムをいくつも買って試行錯誤をしてみる人は少ない。だいたいこんなもんだろうってのを付けて数ヶ月後に多少長さの違う物に変えてみる程度が一般的じゃなかろうか?
このgrungeステムスケールツールは実際に走らせるバイクに取り付けて突き出しや角度を自由にセッティングできる様になっている。つまり測定台に乗って最適値を探るのではなく実際にバイクを走らせながらベストポジションを詰めていくのだ。
これを使うと30分走ってステムを10mm延ばしてまた30分走って違いを検証とかライズを5°変えるとどうなるかな???なんて事が簡単にできる。
当然重いし剛性も低かろう。カッコ悪いしね、 でもポジショニングを検討したい人なら大いにアリだと思うので貸し出し用にと思って購入してみました。
¥1,000円/1ヶ月 身分証明書を御持ちください。未成年の方は保護者同伴で。
取り付けるバイクを御持ちいただきご自身でその場で取り付けていただきます。HEXレンチはお貸ししますがご指導もお手伝いもしませんのでご承知ください。ご自身で正常に取り付け出来た場合のみお貸し出しします。
1in、OSのステム クランプは25.4、26.0 OSに対応
なんやかんやで進んでません ムムム〜、
ブレーキのホースが欠品だったり風ッぴきがイマイチ完治しなかったりでお題が進んでおりませぬ。
組み上がったらバイクになれるまで乗り込んでそれから撮影→編集→YouTubeにアップですから年内完成出来んのかよー!な状態です。
もうじき師走だしなぁとか オレこんな事やってて良いのかなぁとか心の迷いとの戦いだったり。
サス付きのロードバイクはグレッグレモンがパリルーベで使ってましたがそれっきりですねぇ。登りでロック、下りで動かしてサスを使った走りをすればメリットは充分有りだなぁと思っています。
現状サス無しで事足りてるのにフルサスなんで在るんかよぉと突っ込まれたら近未来にコンポジットホイール復活でサスがマストな状況になるんじゃねぇのかなと。 で、そんな事飯倉が考察してみてもなんにもならんのですがやってみたくなったんでやってみます。たまたま手頃な機材もころがってたんで、
フルサスロードの可能性も考えてみるか、
今取り組んでいる課題がこれ、フルサスMTBをロードバイク仕立てにしています。
飯倉はあっちこっちでオンロードで使うならサスは不要と言い続けているのにフルサスかよ!と突っ込まれそうですが一旦ダメと決めたらそれっきりってのもなんなんで常に可能性を探りつづけようかなあと、
状況が変わりつつあるなと思うのはロードの油圧ディスク化が想定通り進むだろうって事と今の規格とか常識では自転車業界の市場が盛り上がらんなぁと。市場ってのはぬかみそと一緒で常にこねくり回してないとダメになっちゃうんだけど自転車業界ってあんまりにも小手先のワザで延命しすぎてるからねぇ、飽きられて当然だよね。
さて、写真のMTB。昔っからサイメンを知っている人にとっては懐かしいバイク。最初期のサイメンDVD「MTB完全組み立て1.0」で使ったバイクでござんす。全くの飯倉私物品、20年前の当時ゲーリーフィッシャーのフルサストップモデル。当然26inモデルなんだけど700cのホイールを突っ込んで前後とも油圧ディスク&Di2で組んでいます。旧式バイクに最新パーツを突っ込みますんでアレコレ工夫が必要なんですがただのスタディーなんで在りモノの寄せ集めで充分でござんす。
これで何をやろうとしてるのかって言うとオンロードでフルサスがどれだけ機能するのかを探るのとオンロードでのサスの御し方を解説しようと思っています。
みなさん前後のブレーキの使い分けって意識していますか??たぶんしてないと思います。この点もサス付きで解説すると分かりやすいんでどうぞお楽しみに。
バイク自体はたぶん来週にも組み上がると思うんですがYouTubeに動画をアップ出来るのは来月半ばじゃないかと思います。
しばし待たれよ、
最近あった事 etc etc etc・・・
10sデユラのチェーンが無くなったのでしかたなくアルテを大量発注。シマノのいいところはふる〜いコンポでも消耗部品は互換品が手に入る事。上位のモノからなくなるからアルテが無くなる前にストックしとかないといけない。
それにしても無くなる前に一言声をかけてくれればなぁと思うんだが、
ゆるみ止め剤は各社指定品とそれ以外もいくつか揃えてるんだけど、これってなかなか最良なのがどれなのか分かんなくって困るんだよねー。メーカー指定があればとりあえずそれにしとくんだけど指定品意外のがモアベターな場合もある。イッコイッコが結構値が張るんだけどそこは仕事で揃えてるんでいろいろ試せて面白い。
ロックタイトが切れたんで再発注。今度からは小さい容器で運用していく。
問屋さんの案内にこれ売れねーよ!と突っ込み入れたくなる品があるとつい発注してしまう飯倉なんだな。今回はダイコンのフェンダーステイのアダプター(?)汎用性はあるけどいつどんな風に使うかはナゾの真まま。たぶん1年に一個くらい売れる。と言う事は今回発注分を売り切る頃には飯倉は還暦だ・・・(遠い目)、
先日ヨウツベにアップした与太話にいろいろご意見いただいたのでさらに突っ込んだ話を進めようとあれこれ策を練っている。机上の空論ではなんなんで実際映像で分かる様にしますんでこれまたお楽しみに。
飯倉さんの話以外な切り口ですねぇと言われるが理由のひとつにはモーターサイクルもやってたってのはあると思うですよ。みなさん本屋さんとか図書館に行ったらモーターサイクルの雑誌もペラペラめくってみてください、意外な発見あるかもです。
カーボンシートピラーも抜けなくなります、
ピラー抜きは今まで鉄フレームにアルミシートピラーの組み合わせが多かったんですが去年くらいからかカーボンピラーも増えてきました。
カーボンピラーが一般的になって絶対数が増えたのも一因でしょうがカーボンなら錆びないとかカーボンは高価だったからカットするのを躊躇して長いまま使っていたのもトラブルの原因の様です。
カーボンは抜くのがやっかいでして追加に2〜5千円程度アップチャージになりますんで抜けなくなる前に適時点検やケミカルを塗るなどしてください。
キツイなぁと思ったらピラーを紙ヤスリなどで適度にやすって微調整しましょう。
子供乗せママチャリ サイメン流チューンを見てもらおうか、苦闘編をアップしました
長らくお待たせしまして申し訳ないです、ママチャリチューンの続きをアップしました。
本当なら夏期休暇中にナレーションを入れて8月終わりにはアップするつもりだったんですが休暇に持っていったナレーションの録音環境が所定のクオリティーに達していなかったのでそこでは諦めていつも通りショップで録音。
さっさと編集するつもりが営業再開してみたらドッとお仕事いただいてアップアップしてました。 第3週はお休み多いんでなんとか編集の続きをする事が。
前編、後編でお送りするつもりだったんですが残りを後編一回でまとめるのもボリューム的にNGな感じなんで3つに分割となりました。
すぐに完結編である後編もアップしますんでお楽しみに!