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2009年8月15日金融危機ですが何か!?

 100年に一度の云々などと言われている今日この頃ですが皆さんいかがおすごしでしょう??
 飯倉を含み自転車業界には追い風という事になっています。追い風吹いても商売が下手な人のところにはお金がよって来ませんが上手な人にはスルスルとお金の吹きだまりが出来ます。
 飯倉としてはその本業以外にも株の売買やリストラ(本来の意味での)で良い感じに物事が推移していっているのですがこの数年かけて構築していたシステムが今になってやっと稼働し始めてきたというのが実情です。所詮着々と準備をしておかないといざというときには動けないですから常時先読みで投資をしておかないとどうにもなりません。

 へ? なにを準備していたのかって! それはナイショ、今のところは。

 今回の金融危機とはなんだったのかと本やTVなどで各種解説がされています。いずれにしてもノストラダムスの予言を事がすんでから解説する人々(仮にノストラーと名付けます)と一緒で後になってからもっともらしい理由を解説されてもなんにもなりません。
 その理由だってしょせんは真実の一部分でしかないでしょうから真の真実は神のみぞ知る世界です。
 さて、経済評論家とかエコノミストとかのノストラーたちはドルでの外貨預金で損した方にはオーストラリアドルでの預金などいかがでしょう、その理由はこれこれですと金融危機後にも小金を動かせる人々の懐を狙っています。

 金融の商売とは金融商品を作るのと売りつけるのが仕事であって金融商品を購入した人を儲けさせるのが仕事ではありません。買った人を儲けさせるプロではないのですからそこのところを勘違いしてはいけません。一時期は儲けが出るようにする技もプロには必要でしょう。そして最後には金融商品で損した客に文句を言わせないようにする事に関してもプロでなければいけません。
 こんなプロにかかわるべきかどうかは自身で判断してもらうしかないですがなにせ甘い言葉でささやいてくる上に人の欲には際限が無いんだからやっかいです。
 しかもTVや出版などのマスメディアも金融界から仕事もらってますので一緒になって儲け話を垂れ流します。テレビで言ってたから大丈夫なんて思っていたらバカをみる可能性大です。

 さて、金融危機でピンチになったというのはいったいどういう事なんでしょう?ざっくり言ってゲームの終わりにババを引いちゃったって事でしょうか。ゲーム終盤になって面白そうだから仲間に入れてくださいよとのこのこ出て行ってババをつかまされたとたんに

 はい、ゲーム終了です!

 と言われちゃったって事ですね。

 ノストラーな人々も先読みをする特別な能力があるわけでもないので今回は自分でババを引いちゃったりしています。しかし基本的な戦法は自分がカードを引く時は安全な場合だけ、不透明だったりヤバかったりなら他人にカードを引かせて手数料を稼ぐことです。

 ところで今回のごたごたは100年に一度と呼ばれていますがバブル崩壊の事は単にバブル崩壊と呼ばれています。両者の違いは今回の金融危機は世界規模なのに対してバブルは基本的に日本国内という点でしょう。
 確かに日本だけでの話と世界規模との違いはありますが個人レベルではこんな違いはどうでもいい事です。結局20年ぶりの大きな変動と考えるべきです。
 バブルの崩壊時にも大損した人と儲けた人とがいました、今回も同じです。はたして自分がどちらの側になるか、次にこのような事態になった時にどんな行動をとるべきかよくよく考えておくべきです。

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