毎度お騒がせなモールトン(BD1もね)、今回はディレーラーハンガーだ。
スレッドが完全にいかれちゃったのでヘリサートを使う事になったのだが・・・
専用工具を使用して事を進めるのだからヘリサートのコマが高価な事を除けばスムーズに仕事が進むのだが相手がモールトンではそうもいかない。
まずは見た感じですでにヤバい!肉厚がないしネジ穴が一回り大きくなってしまうヘリサート作業だと外径も重要なのだがそっちも少々不安だ。
専用タップでヘリサート用のスレッドを新規に立てるのだがなんとなく手応えが変だ、おそらく鉄の素材の違いからだろうよくよく慎重にならざるを得ない。
写真は仕上がった状態。ヘリサート自体はステンレス合金で出来ているのでこいつをインサートすることによってスレッドの強度は多少上がることになるのだ。ディレーラーのワイヤー固定ボルトなどでもこの理屈は応用されている。
で、問題の品はどうかと言えば強度はデフォルトよりかはマシになったような感じもする。そもそも毎回固体差が激しいバイクなのでコメントのしように困るのだ。
ケセラセラ~ まあいいじゃないか。