ディスクブレーキのチューニングはいくらかかりますかと聞かれてしまったりするが状況も最終的に求められるクオリティーも分からないのだから答えようがあるはずも無い。
写真はフェーシングを行った後にマウントアダプターに咬ませられた0.5mmのスペーサー。0.5mmのスペーサーを挟んでディスクとの平行精度を高めなくてもキャリパーは付けられる。ボルトを締め込んじまえば精度の悪さは見た目には分からない。
サイメンのスタンダードな組み付けは出せる精度は出してかかった工賃は全て払っていただくという事になっている。ココまで作業すれば必要とされる精度は出ているので後々のチューニングは簡単&確実だ。逆に言えばココでの精度が出ていないのになんとかごまかしてくれと言われたってどうにもならない。
素人仕事で中途半端なインストールをされたディスクブレーキのチューニングを依頼されるとかなりの部分を分解してやり直さないといけなかったりするので仕舞いまで自分でやる気の無い人はサッサとプロにまかせましょう。