今日は雨なので自転車屋サイメンは暇である。しかも2月だからめちゃくちゃ暇になるはずである。
で、 予定通り暇なのであれこれ事務仕事などをしておったらひょっこり昔のお客さんから連絡が。
そのお客さん、今は地方に越してしまってリアルサイメンには寄れないがDVDやweb上の情報でサイメンを利用してくれているという事だ。謝謝!
普通のショップでは引っ越してしまえば縁がプッツリ切れてしまうがサイメンのように情報を売りにしている場合には遠隔地のお客さんにも役に立てたりするのでグットだ。
で、そのお客さんが面白い話をしてくれた。そもそも飯倉はサイメンDVDを全部見ないで必要なところだけ飛ばし見してくださいと(たしかYou Tubeで)言ってるがその意味がいまさら分かったと。
つまりサイメンDVDはメンテとかの情報を売っているとも言えるが時間を売っているとも言えると。
たとえばバイクを一台組み上げる情報はweb上の情報だけでも足りるかもしれないが探すのには時間がかかるしその情報が信用に足るかも判らない。
あれこれあても無くネットサーフィンするよりも多少のお金を払って情報を買ってしまった方が利口だ、 つまりサイメンDVDを買うという事は時間を買うとも言えると。
なるほど一理ありだ。たしかにあても無く情報の海を漂うなんざ暇人以外はご免こうむりたい。
いくらグーグルが優れていようと検索で出てくる情報は有限だ。表面をさらっと撫でる程度の情報はウジャウジャ出てきても深く掘り下げていく場合にはせいぜい他の情報源を紹介するのがやっとだろう。
サイメンDVDの内容にはweb上やその他オープンソース的な媒体に無い物も多数含まれている。特に間違えやすいポイントや間違った時にどうリカバリーしたら良いかの情報は他の媒体ではほとんどお目にかからない。
地味だからと思うが必要な機能を地味だから排除しましたというのでは本末転倒だ。
たとえば個人の発信している情報は個人的なものだから自分がトラブらなければトラブルシューティングの情報が出てこないのは当たり前。
企業の発信している情報は自分の組織に有利になるような情報だけなのでいざ困った時には何の役にも立たなかったりする。そりゃそうだろう企業(ショップも)は金儲けをやってるんであって人助けをやってるんじゃないからねぇ。
で、 結局時間の話はどこに行ったかって? 時間の節約、確かに有りですよ。でもサイメンDVDもある程度の汎用性をもたせて作られているんで人によっては必要の無い情報も在るでしょうから跳ばして見てくださいって事です。