パークのスポークテンションメーターが売れているそうです、わりと安めでエアロスポークとかも測れるしって事でしょう。
でもね、あの構造どう考えてもフリクションの事考えてなさそうな気がしませんか?メーターの可動部各部に抵抗があると計測値が変わっちまう。多少の誤差って感じじゃなくてけっこうな割合でってか計測が無意味になる位変わっちまう。
で、サイメンではホーザンのテンションメーターと平行して使っているでスよ。計測器の検証用の計測器って事です。
このごろの完組ホイールはスポークテンションの管理も重要なのです!
このテンションメータ、拙者も使っていますが、実感として計り方によってかなり誤差が出るようです。精度を高めるためには同じ計測箇所を同じ使い方で何度か計って誤差を分散するしかなさげです。そうしますと、時間がかかるのでプロ向けとはいいがたいです。「手で加減しながら目分量で組むくらいなら、これ使いましょう。」という位置付けかと。
完組ホイールが一般的になってスポークテンションの良し悪しを手の感覚で確認することができなくなってしまいました、由々しき事態ですよ。
コレという決定版なテンションメーターを日本の計測器メーカーから出してもらえるとありがたいんですけどね、ミツトヨとかね。