このところインテグラルヘッドの切削やインテクラルのベアリングがどうやっても外れない等のオーダーが増えている。以前からもその種のオーダー自体はあったがどんどん精度が落ちていってるような気がしてならない。
今回は届いた新品フレームにベアリングが全く収まらないとの事、あてがうとなるほど収まらない。以前なら「無理矢理突っ込めば入ります」だったが今はどうやっても入らないフレームがチラホラ出てきている。切削するとご覧の通り削りカスが大量に出てきてこっちとしても歯の消耗が早くなっちまって困者だ。
品質管理をおざなりにしても商売が成り立っちまうんならまあいいやと思う輩が出てくるのは当然の事で性善説に基づいて消費行動をとるのはグローバル化された現代社会ではオバカのやる事だ。利口な人は性悪説にもとづいて二の矢を用意しておくな。
安さに飛びついて痛い思いするんならそれはそれで致し方ないが今どきの自転車業界では正規ルートを通したって モノは一緒、だから仕組みを理解して自分に有利に事を運ぼう。
ちなみに一定数のだまされる人がいるのは利口な人にとってはありがたい仕組みだ。だまされた人の金で次の商品が開発され、その中から傑作やイノベーションが生まれるかもしれん。 各種レースやイベントのスポンサーになってくれたりして全体を盛り上げる効果も期待出来る。
ありがたや ありがたや。