現行流星号は初期型XTのディスクブレーキを使っている、これが発売されたのは20年以上前だからそれ以来ずっと使っていて今も最高のパフォーマンスを見せてくれているのだ。日常使いの駄馬で油圧ディスクブレーキを使っている飯倉としてはオンロードだろうがオフロードだろうが最高のブレーキシステムは油圧ディスクと確信している。ここぞとばかり気合いを入れる時のロードバイクがサイドプルなんでとっととロードバイクも油圧ディスクがスタンダードになっちまえよとつくずく思うのだ。
今回はディスクローターの交換、たぶん10年くらい使ったと思う。明らかにローターが薄くなっているが新旧の重量差はたった7g。軽量オタクがパーツを削ったりするのがいかに無意味な行為かはこんなところからも判るんだよね。
ディスクブレーキを使い続けているとミネラルオイル(フュールド)、パッド、ディスクローターの3つの交換が必ず必要になるが作業の勘所さえ判ってしまえばどれも難しくはない。言い方を変えれば勘所が分からない人にとっては取り説を読んでも???なわけだ。そもそも取り説にはインストールの仕方と注意書きがあるだけでそれ以降の事はなんにもインフォメーションが無い。ネット上にも断片的な情報しか無いしあってもそれが正しいかどうかなんて判らないし自分のバイクに適用して良いかも不明だ。
サイメンではディスクブレーキ(ほぼシマノ)のメンテもやっているがぜひ作業を見学していってほしい。解説しながら作業を進めていってるし写真撮影(動画でも)とかも自由だ。どこにも情報が無い自分自身のバイクメンテのやり方もいったん判っちまえばどうって事も無い。次からは自分で出来るしメンテ時期の見極めかたもレクチャーしている。
お預かりして一週間後に取りにきてくださいとか年一のペースで来てくださいとか言って確実にリピートしてもらおうなどというケチな商売をする気も無い。ノウハウごっそり持っていってくんな、
流星号の細部紹介をしている本(それ以外でも)はあるのでしょうか?
日常使用に適したいい加減で無い自転車に興味があります。
現状を見るとがっかりすることが多いのですが、本当はそういう自転車が欲しい!
という人は必ずいるはず。
流星号の全体像は公開してないです。バブル時代のクロモリMTBにカーボンリジットフォークを突っ込んで前後輪とも700Cホイール、フロントはハブダイナモ付きディスクブレーキ仕様でリアはカプレオハブでトップ9T、Vブレーキコンバーターで700Cで運用出来る様にしています。カプレオを使ったのはシティーサイクルのチェーンカバーを使うためでコレによって普段着でも問題無くそのまま乗れる様になっています。ママチャリ前カゴ、フルサイズのマッドガード、馬蹄錠、センタースタンドも付けてスポーツバイクの走りが出来る駄馬です。基本的にお客さんが投げてったパーツの組み合わせで組んでいますのでパーツ代も安く上がっているんですが非常に手が込んだバイクですので同じものをもう一台作れと言われたらけっこう困ります。