2003年10月3日 シマノ新製品発表会にて
シマノ新製品発表会に行って来ました。他では書きそうにないいくつか気がついたことを。
78デュラについて
デュアルコントロールレバー
内部構造の変更により77の時よりかは返品率が下がると予想される。
77デュラは最後の最後まで返品率の高いパーツだったがこんなんで良いのだろうか???普通終わり頃の製品は改善される物なのだが???
みなさん物を買うときは動作確認をしてくれるか返品に応じてくれる店で買いましょう。シマノ自体は不良品と思われる品は交換してくれますが間に立つ販売店がめんどうだからとごねて対応しない店があります。店がだめなら直接シマノに連絡しましょう。
BB
77ではニードルベアリングがグリスを押し出してしまってグリス切れを起こすことがあったが今度の構造だと大丈夫そうだ。確実に進歩しているというか確実にマイナス面を消すようにはしている。一般客はまさにモルモットだな。
フレーム側の精度に頼るのは相変わらず。インストール時にはスレッドとフェースの処理はおこなうべき。ショップで組んでもらうときは確認しよう。質問時に怪しいようだったら作業を見せてもらった方がいいだろう。作業は見せられないと言うのならせめて工具を所有しているか確認しよう。それもだめなら他店に行こう。
チェーン
耐久性などはおそらくカンパ10Sなみ。8S時代はガンガン走っても年に3本で間に合ったが今はいったい何本使えばよいのだろう。お座敷マシンならどうでも良いがガンガン走るなら8Sぐらいがちょうど良い(というかある種の限界)ような気がする今日この頃。
セイントについて
工具
新たに必要になるのはディスク固定用のロックリング回し(スプロケのより一回り大きい)。リアハブのベアリング外し工具の2点。
リアメカ
ご存じの通りリアハブシャフトで固定するのでBテンシャンボルトの関係からエンド形状によってはいただけないセッティングになる可能性有り。
分からない方は現物の取り付け部分の形状を見られたい。たとえば昔ながらのロードフレームに(やるとは思えないが)インストールするとメカが前に行きすぎてセッティングがしにくいはずだ。
インター8
高級版の回転部の仕上げはXT並とのこと。期待できそう。小径車に良いかも。
|