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2006年1月7日 2005年とはなんだったのか?2006年はどこに行くのか?

 年も明けまして改めて前年を振り返ってみますと各種業界や公的機関の不正が目立つようにも思います。
 しかし、モラルハザードって数年前にはやった言葉でしょ??不正をする人間、する組織は常にあるのです。
 それでも各種不正がわんさと出ているような気がするのはマスコミがネタとして取り上げやすいからではないでしょうか。
 飯倉が思うに2005年はみなさん地ならしの一年だったような気がします。増税準備、団塊世代大量退職準備、下級公務員首切り準備、国内工場再稼働準備、そしてコントロール範囲外の人々の萌え文化&ニート定着の下地づくり。
 いずれもこれからの数年で常識がまたガラッと変わるわけです。明らかに舵は切られたって事ですね。

 肝心なのは舵をどちらにどのくらい切ったかを認識しておかないといよいよ舵を切った効果が出て船体が傾いた時に大慌てするって事です。
 舵が切られれば船体は所定方向に傾きます。それとともに風向きも変われば潮の流れも変わります。ぼさっとしている人は船からほうり出されます。船体の傾きにはかじりついてしのいだ人も風向きや潮の流れが変わったことに気が付かないでいらぬ苦労をする人が大勢出るでしょう。
 こんな時代になっても相変わらず安定にこだわる人がいますが安定とは運動性を放棄することだとは気が付いていないようです。事態が刻一刻と変化している時にはそれに素早く対応できる物の勝ちだというのにです。

 さて飯倉個人としては2005年はトライアンドエラーの一年でありました。ひたすら作ったDVD、秋から始まった本の執筆&スチル撮影。通常業務をこなしながらですのでちょいときつかったです。
 ルーチンワークと違ってトライアンドエラーってのは上手くいかないことがほとんどで、その中からわずかに成功したやつをすくって集めるような物です。
 2005年に作ったDVDは3巻、合計約3時間ですが実際にはとてつもない撮影時間の中のほんの一部分です。
 本に関しても書いては消し、やり方を変えてはまた戻りで完成した品を見る人にとっては「ふ〜ん」で終わるページも作っている側は必死こいているわけです。
 でもって効率云々をまったく考えなかった2005年ですがDVDも本もだいたいこんな具合に作れば良いなあと言うのは見えてきましたので2006年の課題は効率化です。
 効率を高めてより最終的な結果をブラッシュアップされた物にするって事ですね。

 それにしてもろくに休みも取らないでよく身体が保つなあと思うのですが結局仕事が遊びになってしまっているので仕事していてもきつくないんでしょうね。
 普通はお金払って遊ぶんですが私の場合お金もらって遊んでますので無休で仕事というか無休で遊んでいるって事です。
 しかしいい加減同じ遊びだけでは飽きてしまいますので今年はもうちょっと違う遊びもしてみるつもりです。