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2005年9月18日平成の観音様(CANON)にお布施しました!
 キャノンって社名、どこから来たかご存じですか。実はこれ、キャノンの前身のなんとか光学って会社の海外向けのブランド名だったのですよ。ゲイシャ、フジヤマのノリで観音様→カンノン→CANONって事ね。

 で、DVD&本の撮影用にキャノンパワーショットプロ1というカメラを購入。一眼レフをのぞけばキャノンでも最高級の品である。本体がヨドパシ価格で9万なんぼ、その他アクセサリーをつけて20万円オーバーのお買い物になったのだがこいつがとことんダメダメだ。
 まずは購入したアクセサリーの多くがろくに使い物にならないことが購入後判明!堂々とカタログには載せてあっていかにも推奨しますといわんばかりだがいざ買ってみるときわめて限定されたシュチエーションでしか使い物にならない。
 まずはクローズアップレンズ。33センチの位置でしかピントが合わない。それ以外は全く使えない。ズームも強制的に固定される、クローズアップなんだからクローズアップできないと意味無いだろう。レンズから33センチ離れた被写体だけに使えるご立派なオプション。あまりに立派だ、さすが観音様!この一点でしか撮影できないオプションが3万くらいする。
 次はマクロリングストロボだ、マクロ撮影のお約束的グッズでプロ1のカタログにもオプションパーツ群として掲載されている。ヨドバシカメラのおにーさんにアドバイスを受けつつ変換アダプターとともに購入。しかし、これまたほとんど使いものにならないことが判明!なんとマクロ撮影用のレンズなのにマクロでの撮影ができない!!!カメラに物理的には付くけどマクロ撮影は不可というまか不思議なオプションだ。
 で、これに関してのキャノンお客様相談センターのコメントはこうだ。

 「マクロ撮影はできません」

 面白すぎるぞ観音様!!!

 これらアクセサリーはイオス用の品々なのだがこのプロ1という機種でも使えるようにカタログには掲載されているのだ。使えないと詐欺紛いになるので実際使えなくはない。しかし行政サービス並に使えるようで使えない。ほぼ使えない。使えたとしたら奇跡的といえる。
 購入したヨドバシカメラのおにーさんもキャノンに問い合わせている電話で「で、これってなにに使えるんですか???」と聞いてる始末。
 ストロボ2台も購入したがどちらも設計がいい加減で電池の交換のたびにふたの開閉でヒヤヒヤさせられる。なかなか開かない、微妙に斜めにずらしつつ手の感触を頼りにゆっくり開ける。黒ひげ危機一髪って感じだ。閉じるにもソーっとやらないと。
 これまたヨドバシカメラのおにーさんがやろうとしたら一人目のおにーさんはギブアップ、二人目がやろうとしたところ顔色が微妙に変わって三人目のお兄さんが絶妙と思われる手つきで作業完了。いいのかこれで???
 ヒンジがプラスティックだからそのうち折れるな。折れたらキャノンのサービスセンターで有料で修理だ。さんざん冷や汗かかされたあげくに修理代を取られて修理中は撮影できない。
 修理できたらまた取りに行って冷や汗かきつつの電池交換を続けるわけだ。
 シューの取り付け部分も強度を落としているらしくストロボを回転させるときにはキャノンに儲けさせるもんかとまたも黒ひげ危機一髪状態。
 あの〜。これってキャノンでも一番高いストロボなんですけど。わざと強度を落として外付け電源も買わせようってのか??そうまでして金がほしいか観音様!!!
 これだけお布施したんだからスポンサードしているF1マシンのウイングも強度落として折れるようにしとけよ。

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