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2006年1月7日 規格の違いこそ価値の違い

 ソニーのハイビジョンムービーHDR-HC1が11万程度まで値段が落ちたのでそろそろゲットかと思ってるんです。そうです、いよいよ2006年には撮るのもハイビジョンに移行しそうです。

 ハイビジョンムービーのすごいところはただ動画が撮れるのではなく写している物の質感まで分かることです。ウチでは見る方は5年前からハイビジョン対応だったのですが撮る方もハイビジョンに移行とは感慨深い物があります。
 しかし、サイメンDVDは今しばらくスタンダード画質のままできます。視聴インフラが整っていない現状では致し方ないところですね。

 スタンダード画質(いわゆる通常のテレビ画質と言っても良いです)からハイビジョンになると明らかに世界が変わります。これは移行する価値ありです。しかし同じハイビジョン規格同士だと違いはわずかです。
 去年のハイビジョンテレビと今年のハイビジョンテレビは並べてみると画質の違いが分かります。でも単独で見ていて違いが分かる人はわずかでしょう。
 同じように自転車のパーツもどれもほとんど変わりません。よくよく比較すれば分からないでもないって処でしょうか。
 以前北海道を10日間ほどかけて回ったときに見渡す限りの直線道路でたくさんのサイクリストを抜いて行きました。でも、飯倉が特別早いって訳ではないですよ。
 横に並びながらしばし会話など楽しんだのですがどちらさんもある事をぼやいていました。
 飯倉はロードレーサー、みなさんはMTBが多いのです。飯倉は一日120km〜270kmの走行距離なのに対してMTBだと100kmでほとほといやになってしまうらしいのです。普通の土地ならそれで良くてもだだっ広い北海道ではいやにもなるでしょう。
 規格の違いってのはこういうことです。このくらい違わないとあきらかには認識できません。

 このページを見てくれているのは自転車マニアの人がほとんどでしょうから自転車マニアの話題で言えばチューブラーホイールは明らかに良さを認識できます。
 同じく鉄フレームも乗ってみると良さが分かると思います。
 無用で複雑で高価なリアサスにおさらばしてきちんと空気圧調整されたリアタイヤ+リジットフレームの軽快さは格別です。
 同じ規格、同じ素材の物をいくつも並べても違いはごくわずかです。規格の違う物で勝負すると新たな世界が開けます。

 細かな差異でジタバタしていないで今年は思い切ったことをしてみませんか??