2006年7月28日 この市場は本当か???
「株」は儲かる???
株が本当に儲かるなら証券会社は株など売らない。彼らとしては自社で株を買うより人に買わせて手数料収入を確実にゲットした方が良いから株を売っているのだ。
今は株でいかに儲かったかばかりをマスコミは取り上げているので株が儲かりそうな気になってしまうのは無理も無いが冷静になってプロがどんな動きをしているかをよく観察しよう。
株のプロは証券会社と言って差し支えないだろう。そのプロが他人に売っているのだから買うより売った方がトクと考えて売っている事は間違えない。
ここまで書くとデイトレーダーは儲かるではないかという反論もあるかもしれない。しかしデイトレーダーの資質をすべての人が持っているわけでもないし。デイトレーディングも一種のばくちだから勝ち続けるとは限らない。
そもそもバブルの前後は証券会社につとめるトレーダーは花形職業のように言われていたが今時そんな話も聞かない。
デイトレーダーで食っていきたいのならそれが好きで素質もある事が肝要だ。
結局プロがやってもなかなか儲からない物を素人が半端に勉強しただけで儲かるわけが無いというのが飯倉の意見だ。
証券会社はバブルのころはイケイケでその後はOLを上手くおだてて資産運用がトレンドであるかの様に仕立てた後はパソコン、携帯を使った素人トレーダーを大量生産して手数料収入をゲットする作戦だ。もちろん確実に儲かりそうなブツだけは自社で買うだろう。
「就職売り手市場」と言われているがはたしてそうか??
これはうわべだけの様な気がする。
リストラの名の下に首切りが頻繁に行われていたのは今から10年くらい前だろうか??
すでに企業は首切りのノウハウをゲットしている。法整備も整った。判例も多数ある。こうなるといつでも首を切れるから、とりあえず見込みのありそうなのをとってダメならポイすれば良いという計算も成り立つ。
そもそも見込みの無い20代の若手ならやめさせようとすれば簡単にやめさせられる。中高年の様にあれこれ工夫や努力をしなくても日陰部署に移されればさっさと辞表を書いてくるだろうからいくら採用しても平気だ。
売り手市場だから楽勝などと喜んでいると数年後に青い顔をする事になる。この状況を上手く使って自分を売り込み、なおかつその後も所属する組織で価値のある人材である事が生き抜くための絶対条件だ。
「就職売り手市場」は見方を変えれば「価値が低けりゃさようなら市場」って事になる。
自転車は流行っているのか?進歩しているのか???
流行っているか否かに関しては飯倉はその業界に携わっているのにさっぱり分からないし正直言って興味も無い。数字上業界の売り上げは多少上向いているのかな?
進歩しているか否かも分かった様な分からないようなだがただ一つ確信を持って言えるのは今後もハードウエアにほとんど進歩はおこらないだろうという事だ。
ハードに変化があるとしたらルールの変更に伴う事と読んでいる。
たとえばロードバイクのチューブレス化に伴ってバトン(コンポジット)ホイールが復活するとかローランフィニヨンが使って有名になったアピュイドセルが現在のハイテク素材で復活するとか。リカンベントのレースカテゴリーが出来るとか。
いずれにしても既存のルール内では革新的な物は出てくる見込みはゼロです。飯倉はたとえ電動シフトのトランスミッションが発売されても革新的とは思わないです。CVTだったらインパクトありますね。
買いだと思うテクノロジー
近年のテクノロジーでインパクトがあるなと思うのはハイビジョンムービーがお手頃な価格で多数発売されてきている事だ。
これからは天災や事件、事故がハイビジョン映像で記録される時代になる。これはテレビが発明されてから初めての規格変更なので非常にエポックメイキングな事だ。
今後はプロカメラマンのいない場所でも偶発的に質感や臨場感が豊かな映像が記録されストックされる事になる。
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