|  2003年9月16日 国は頼りになるのか??
  昔、公務員だったときに感じたことは公のために公務員になる人など皆無なのだなということです。どの人も私的都合で公務員になるのであって公に貢献しようと思っているのは公務員に成り立ての中に若干名いるだけです。もし公のために公務員になった人がいたらその人は組織内で浮くだけでなくはじき飛ばされてしまうでしょう。
 一言で言えば国を運営しているのは聖人ではなくただの人ですからその人はできるだけ公と称して個人の利益を追求していきます。ですから年金問題なども解決するわけはありません。
  年金は元々年金をもらう年齢になる前に死ぬ人が多かった(つまり掛け金を払うだけで年金をもらわなかった人の分を生きている人がちょうだいしている、故人の元漫画家、青木祐二氏は掛け金踏み倒して個人的には正解だったと言うことになります)ので成り立った仕組みです。今後は掛け金を上げるか税金投入かさらなる年金引き下げかしか選択肢が残っていません。いずれにしても元金は誰か(あなた)が払うのです。国が打ち出の小槌を持っているわけではありません。  政府の言う(金銭的に)豊かな老後とは自分で金をストックできた人をのぞけば公的金としてプールしたお金を自分のところにチョロチョロ流れさせる事によってしか成り立たないのです。その立場になるには役人(と言っても一部の人ですな)になるか政治家になるかとにかく公的金をダラダラ使う側に回らないといけません。
 
 まじめに働いて、まじめに税金を払っていればこれ幸いとますます絞られるだけです。
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