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2003年11月11日 投票に行きましたか? 
 投票しないということはどういうことかと言えば「どうぞ私の払った税金を好きに使ってくださいませ」ということだと私は考えてます。今回は様相が少々違ったのですが従来は投票に行く人が少なければ少ないほど政治家にとってはありがたかったのです。投票に行く人が少なければそれだけ支持団体の影響をより強く反映できるわけです。ちなみに私が自衛官(自衛官は国家公務員です)だった頃は駐屯地から外出許可をもらって投票に行ったのですが上官に引率されていきました。投票前に喫茶店につれて行かれてコーヒーでも何でも好きな物を注文して良いと言われます。その後こう厳命されるのです「自民党に入れろ!」。
 つまりが投票率が低くなれば政治家側から見ればより面倒(口利きとか税金で無駄な道路こさえるとか、冠婚葬祭とか交通違反のもみ消しとか退職後のめんどうとか)なしに当選できる可能性が高くなるってわけです。
 面倒だから投票行かないというのはその場その時だけを考えれば得(損をしなかった)と思えるかもしれないがマクロに見ればどこかの誰かにいいように生き血をすすられるのを容認することです。
 こう思っている人もいるでしょう。

「どうせ俺一人が投票にいったってなにも変わらないじゃんかよ!!」

 その通り!こんな考えを持つ負け犬がなにをどうしようともなにも変わらない。始めっからすべてをあきらめている負け犬は黙って働いて給料の中からまずはおとなしく言われたとおりの税金を払い、さらにたばこを買って税金払い車にガソリン入れて税金払い、毎月の生活費や家や車などのローンを払ってそれでも残った絞りかすで個性とやらを発揮してればいいのです。
 こんな負け犬のほえ方の多少の違いを個性と呼んでしまうのも情けない世の中だがそれでも労働力としての負け犬は一定数必要だな。 
 ごくろうさん。おとなしくすべてをあきらめ、なにも考えず税金払ってね(ハート)。

 NHKが国会の模様を放送しているがあれを初めから最後まで見る人はまずいないだろう。国会なんてのはつまらなく見えた方が政治家にとっては有利だ。視聴率が低いほど出演者に評価される唯一の番組ではないだろうか。
 「国民からあきれられ見放されている方が好き勝手に税金使えますのでどんぞ今まで通りほっといてください。そのうちタイミング見計らって増税しちゃうよウヒヒヒヒー」そんな政治家の声が聞こえてきそうだ。

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