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お題はクイックルワイパー(だったっけ?) 後から剛性アップをはかる方法その2でございます。スーパーウレタンでも剛性不足を解消できなかったバンブー号のハンドルバーにカーボンクロスを巻きマキして樹脂で固めて剛性アップを目論んでおるのですが取りあえずは練習台。 とりだしたのはお掃除の時に使うこの商品。剛性不足を感じるし、真直ぐの棒ですのでマキマキの練習には都合が良い。
まずは接着 どうせ全体をグルグル巻いてしまうわけだから接合部分は接着です。ただのボンドをつけただけ。
ぬりぬりの前に まずはポリエステル樹脂を硬化剤とまぜてスタンバイします。使い捨て容器に入れてグルグル。
いよいよ。 最初に棒にヌリヌリするのですがあまりつけ過ぎても意味がありません。均一に付けないとそこだけ強度が下がるので慎重に。そういえばこういう処理をする時こそサンドブラスターで前処理をすると食いつきが良くなりそう。
ガラス繊維を巻きマキ 意外ト簡単。今回は5cmの幅の物を使用したのですが本体を回しながら巻いていけばあっさり作業終了。空気が入らないように注意して。 さらにうえから樹脂をしみ込ませます。 スクールににおいが充満。待避。
翌日にはスーパークイックルワイパーの完成。剛性は明らかに向上。当たり前か。
次はバンブー号にカーボンクロスを使用して挑戦の予定。こう御期待。
実験が済んだ所で本番だ。 カーボンは切断が容易ではないのでガラスで妥協する事となった。 左が今回マキマキするガラス繊維。ハンドルバーに曲がりが有るので25mm幅の物を使用してバーテープのように巻こうと計画。 右の上がもともとのハンドルバーこれをサンドブラスターを使用して表面のくい付きを良い状態に持っていったのが下。金属表面が露出している。
樹脂をぬった後にガラス繊維をマキマキ。樹脂がしみ込んでいってるのが判る。 作業にはゴム手袋を使用。作業性が向上した。
左:巻いた上からも樹脂を塗りこむ。この後脱泡。 右:一日乾燥後に完成。剛性は確実にアップしているのが判る。
プロンプトンと並べるとほぼ車格はいっしょである。タイヤも16インチ。 走った印象ではバンブー剛の剛性の高さは当初からくらべれば大幅に向上した。40km/hでも不安なく走行できる。ブレーキもアルテクラスを使用しているので制動力は十分である。
折り畳むと両者の考え方の違いが良く判る。プロンプトンは小さくなるがデリケートかつ剛性は期待できない。バンブー号は長さ方向は小さくならないが号性が有りなおかつ壊れにくい。多少倒れようが投げようが壊れやすい部分が無いのである。