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工具リスト

共用工具のリストです。このほかに個人で使う一般的な工具を用意してあります。
いろいろ使ってみたけれど結局これに落ち着いた!使ってみたけどいまいちネの工具もご紹介いたします。 DAISUKEさんのMTBメカニックホームページも
http://www.MTB-mechanic.comベリーグーこのページよりよっぽど出来が良かったりして。
         飯倉清のセレクトツール
         このコーナーでは私飯倉がよそさんではなかなか紹介されない工具、またはその使い方をご紹介します。

第四弾 ワイヤーツイスター&ワイヤー
 ディスクブレーキではある程度使われているワイヤーでのボルトゆるみ止め。左がワイヤーの束とワイヤリング専用工具であるワイヤーツイスター。さすがに専用工具を使うとひねり具合も綺麗にできるし、グリップのゆるみ止めも万全だ。
 右写真はリカンベントのステアリングロッドの固定ボルトをワイヤリングした例。絶対ゆるんでは困る箇所にはワイヤリングが確実だ。通っぽいし。
 ワイヤーツイスターがあるとついつい面白くなってあれこれやってしまいそうだ。

 

第三弾 トルクレンチ&アタッチメント
自転車店ではまず見ないのがこれ。当社で使用しているのはドライバーをのぞいてパークツールの物。写真左からビームタイプ、プリセットタイプとビットたち、トルクドライバー。トルク値の設定は基本的にシマノの取り説の推奨値を参考にしているが、対象物の素材や加工精度など考慮しなければいけない点はいくつかある。

 測定器であるので取扱には注意が必要。使用後は速やかにかたすのが適切である。ここまでそろっているとすべてのボルトを測定して自転車を組み上げることが出来るが、実際の運用ではいくつかのボルトをトルクレンチで取り付けて自分の感と測定したトルクがあっているかを確認することにとどめるのが妥当であろう。

第二弾チェーンクリーナー このチェーンクリーナー超便利グッズなんですが、なかなか紹介されていません。
専用液を入れて下のようにセット、ペダルを逆回しにすると中のブラシが回転して液をかき上げながらチェーンをこすります。

このようにチェーンにセット、ペダルをぐりぐり後ろ回しにします。
 どちらも液が飛び散りますので、新聞紙をひく必要があります。使用後は、ウエスでチェーンをふき取って注油しましょう。汚れが古くなってこびりつく前に実施するのがコツです。

下がバルビエリ社のチェーンクリーナー。
三つのブラシが縦方向に回転してチェーンの内側を
きれいにします。 上はパークツール社の物。縦が
2と横が1のブラシ構成。底には磁石が付いていて
金属粉を吸着します。
 液をつぎ足せるようにもなっており後発だけあっ
て各所に工夫が見られます。ただし横ブラシがきつ
めで作業中はしっかりと自転車が固定されていなけ
ればいけません。

蓋を開けるとこうなっています。
右端に写っているのはバルビエリ用の専用液。

第一弾 スチームクリーナー 一時期通販のお約束商品になっていたスチームクリーナー。今では安売り店で半額程度の値札を付けられて投げ売りされています。この商品、紹介では車のホイルや、電子レンジの中を掃除していますが、実際やってみるとあまりに効率が悪くてすぐに断念するでしょう。
当たり前にブラシとかでこすった方がよほど効率的です。

いろいろ試行錯誤した結果当方では以下のような運用をしています。

1,ブラシのクリーニング:汚れだらけのブラシの洗浄はパーツクリーナーなどでも出来ますが、このスチームクリーナーは水しか使いませんからエコロジーかつ後処理は乾燥させるだけ、乾燥といっても蒸気を当てているわけだからそこらに投げておけば乾きます。細かなところまでしっかりきれい、一般家庭では歯ブラシに使うと除菌にもなっていいです。

2,おおざっぱに掃除した後の細かな溝などの掃除に:これは自転車に限らないのですが、広い面は他の方法で掃除して細かな溝とか、自転車で言うと刻印のところとかラグ周辺などに食い込んでいる汚れには非常に具合がいいです。今のところ塗装面にもばんばん当てても問題がでていません。ブラシなどで行うと塗装が曇りますがスチームクリーナーは問題なさそうです。ツーリングバックの金具部分を先にスチームクリーナーで掃除してその後ネットに入れて洗濯機にという手もGOODです。実演販売で見かける時計の金属製バンドの裏からスチームを当てて汚れを掻き出すのを見せていますがあれも確かに有効です。

使用上の注意

1,100から90度タイプは滴がかなりでます。蒸気で前が見えなくなったりもしますので、外で行うのが適当です。風呂場での運用も可能ですが、換気扇ぐらいの空気の流れでは前が見えなくなります。120度タイプは滴が少ないですがいずれにしても蒸気はけっこう出ます(当たり前)。実演販売のおじさんを観察していると少ししか蒸気を出していません、あれは汚れの一部分だけとっているだけですので勘違いしないように。

2,このクリーナーでは汚れは消えません。吹き飛んだり、流れたり、時に自分の顔に飛んでくるときがあります。

3,あまりパワーは期待しないこと。日本でも一般のコンセントが200V化される日を待ちましょう。

ラチェットスパナ

 上がスナップオン、下がベータ。
 丈夫さではスナップオンが上、ラチェット数ではベータが上。
 どちらもなじみが出るまでは回転が重い。
 他に無名メーカーの6.3MM、12.7MMを用意している。

コマ
 主にスナップオンとコーケンを使用。スナップオンはさすがに肉厚が薄い。
 トルクレンチにも使用するので、パークのアダプターも用意している。ヘッドパーツや、BBもトルク管理を行えるようになっている。

トルクレンチ
 左、上からビームタイプ9.5MM、同じくビームタイプ6.3MM、プリセットタイプ9.5MM
 すぺてパークの物を使用。
注)レンタルガレージの料金では御利用いただけません。

トルクドライバー
 ドライバーでの締め加減はそれこそカンに頼っているのがほとんどだろう。自分が常日頃どれだけのトルクで絞めているかを知っている人は輪界でも少数派だと思う。
30kgfcmで絞めている。気合いを入れると50kgfcm近くで絞めることも可。
注)レンタルガレージの料金では御利用いただけません。

ノギス
 1/10mmまで測れればよいのでそれほど精度は要しない。シティーサイクルのシャフト長も測れるように200mmの物も用意してある。

チェーンラインゲージ CLG-2
 チェーンラインが適当かを測るための工具。フレームのゆがみも見ることが出来る。

エアサス用ポンプ
 手持ちのマシンがほとんどエアサスなので手放すことが出来ない。乗る前にセッティングするのがお約束。

スポークテンションゲージ C-737
 換算表も使用しなくてはいけないので少々面倒。これも自分の行っていることを客観視するには必要な道具。
注)レンタルガレージの料金では御利用いただけません。

チェーンチェッカーCC-1 /
  ピッチゲージ
 チェーンチェッカーはチェーンの伸びを測定する物。寿命を知るのに有効。
 ピッチゲージは高校生の時に購入した安物を今でも使用。

金尺/スポークゲージ
 左、パーツの加工の時には手放せないのが金尺。右、スポークゲージはスポークの長さや、太さ、その他ベアリングの大きさも判る。上がホーザン下はパーク。ホーザンの物はプラスティックなのであっさり折れる場合がある。ホーザンの物はアルミだから折れはしないが、足で踏んだりすれば曲がって測定に支障が出るはず。

マイクロメーター
 工具の精度を知るために購入したが、それ以外にもパーツの精度も測ることが出来る場合もある。
1/100mmまで測定可能。お約束のミツトヨを購入。
注)レンタルガレージの料金では御利用いただけません。

はかり/メジャー
 はかりは軽量化プロジェクトにはなくてはならないアイテム。カタログ値はあてにしてはいけない。
 メジャーはフレームスケルトンを見るのに必要。

リーマ
 シートピラー用。上は27.0mmまで、したは30.25mmまで使用できる。
 調整は無段階に出来るが適切な取扱をしないとあっさり壊れるので注意が必要。
注)レンタルガレージの料金では御利用いただけません。

スナップリングプライヤー
 サスペンションを分解するのに使用。TIMEのペダルの分解にも必要である。

バイスグリップ
 ペンチ代わりにも使えるが、一人で作業するときに特定箇所を押さえたままにしておくのに便利な工具。
 パチモノが多数出ているがやはりモノホンがグットである。

輪業スパナ
 14-15mmが一つになったラチェットスパナ。フィキシングボルトの締め込みなどに使いやすい。
 

チェーンカッター
 写真はすべてシマノ純正。左上の2つはプロ仕様。下の3つは左から9s、8s、UGとなっている。
 右、9s(左)、8s(右)びみょーに厚みが違うのがおわかりいただけるか?

ヘッドコラムダイスFTS-1
 最近はアヘッドが多くなって出番が少なくなった。
 各サイズとも用意。パークのダイスは新規のねじ山も作ることが出来る。
注)レンタルガレージの料金では御利用いただけません。

クラウンレースカッターCRC-1
 カンパにはオーバーサイズがないので購入。刃の出来もまずまず。ハンドルの構造も良くできていて作業しやすい。
注)レンタルガレージの料金では御利用いただけません。

ヘッドわんポンチ
 左、上がパークの物、オーバーサイズにも対応。下はカンパ、ノーマルのみ対応。ノーマルならカンパの方が当然相性がよい。

工具リスト2
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