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           BBスレッドをいためてしまった場合そのままトルクをかけたりしますと当然スレッドが無くなってしまいます。BBは大きな力がかかりますのでごまかしてつけておいてもそのうちがばがばになってしまうのです。 
          このマシンは右のBBシェルは精度のあまりよろしく無い(まっとうなBBよりもスレッドが0.2mm低い)BBを突っ込まれた&トルクをかけ過ぎたかなにかは知りませんがスレッドが潰れています。軽く締めこむ事もすでにできない状態です。 
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           BB側のスレッドは痛んでいないが精度はNG。メーカー名が無いところを見ると中国製のパチ物か?? 
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           まずはやすりで一皮剥く。これをしないとイタリアンのBBタップが入らない。 
          慎重に作業を行わないと後々取り返しが付かない事になる。穴の測定はノギスで0.1mmの精度を出す。今回は右のみの作業なので左側のスレッドを傷つけないように。 
          
          作業後はブロワーを使ってダストを除去。 
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           カンパのイタリアン、JISの各タップ。今回は両方を組み合わせての作業になる。 
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           今回は痛んでいるのが右だけなので右のみイタリアンにする。左に入っているのがJISのタップ。これを基準に作業を行う。 
          まずJISの左タップを奥まで突っ込んで中心の基準を出し。右にイタリアンのタップをはめていく。イタリアンの右タップは正ネジなのを忘れないように気をつける。 
          サクサク作業は進むのだが、手に伝わる感触を確かめながら行う。回数をこなしていないと確信を持って作業ができないだろう。 
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           仕上ったスレッド。作業完了です。ちなみにテクニカルサービスでこれを行うと料金は\5,000-になります。 
         
          ちなみにヘッドチューブもJISからイタリアンに変更可能。 
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